POINT
1.要素とは
要素とは(HTML・XPath) Webページは、HTMLという仕組みで構成されています。
またHTMLでは、文字や画像などの各パーツが「要素」として扱われ、
以下のような「タグ」や「属性」によって分類されています。
タグ:Webページの構成要素を区別するための名前
例として、head, body, title, a(リンク), input(入力欄)などがあります。
属性:要素に関する追加情報を示すもの
例として、class(クラス名), ID(識別子), href(リンク先URL), name(名前)などがあります。
プログラムは、これらの要素を使ってWebページを操作します。
ボタンをクリックしたり、入力欄にテキストを入力したりする際も、この「要素」を指定します。
XPath(エックスパス)は、特定の要素を指定するための「道順(パス)」を示す方法です。
HTMLが複雑な場合でも、XPathを使えば特定の要素にアクセスしやすくなります。
2.HTMLの表示方法
HTMLコードを表示することで、Webページ上の要素を確認したり、XPathを取得することができます。
以下の方法でHTMLコードを表示させましょう。
F12キーまたはFn+F12キーを押す。
Webページ上で「F12キー」を押すと、HTMLコードの表示画面(デベロッパーツール)が開きます。
※ただし、PCによっては「F12」を押すとスリープモードになる場合もあります。
その場合は右クリック→「検証」を選びます。
Webページ上で表示したい場所を右クリックして、「検証」を選択するとHTMLコードが表示されます。
3.XPathの取得方法
HTMLコード画面にて、特定の要素(ボタンや入力欄など)を見つけたら、その要素を右クリックします。
表示されるメニューから「コピー」→「XPathをコピー」を選択すると、その要素のXPathがコピーされます。
このXPathを使うことで、特定の要素を指定してWebページを操作することができます。
その他のコマンドで変数を使用できるかどうかは、
プロパティ内に【*変数の挿入】などの項目があるかどうかで判断することができます。