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変数とは、データを保存するための「箱」として使われるもので、
箱の中にデータを入れたり取り出したりすることができ、プログラミングで頻繁に使われる基本的な概念です。
変数の特徴
・値を自由に出し入れしたり、何度でもデータを使用したりすることができる
・用途別に名前を付けることができる
・中身(データ)を取り出しても箱は空にならない
「変数」に名前をつけデータを保存すれば、その名前でデータを呼び出すことができます。
頻繁に変数を使用するのは以下のコマンドです。
◆Webブラウザコマンド | URLにアクセス |
◆Excelコマンド |
セルに値をセット |
セルの値をゲット | |
最終行をゲット | |
◆繰り返し(loop)コマンド |
ループの開始 (回数指定) |
◆条件分岐(If)コマンド | IFの開始 etc. |
その他のコマンドで変数を使用できるかどうかは、
プロパティ内に【*変数の挿入】などの項目があるかどうかで判断することができます。
変数を作るためには、以下のステップを踏みます。
①空の箱を用意する(変数を作成する)
②箱に名前をつける(変数に名前を設定する)
③箱にデータを入れる(変数にデータを保存する)
④必要なときに箱からデータを取り出す(変数からデータを呼び出す)
一つの空箱があって、
「その空箱に名前を付けたり、もの(データ)の出し入れをしたりすることができる」というイメージでいるといいでしょう。
変数に保存されるデータ(中身)は、必要に応じて入れ替えることができます。
例えば、変数「会社名」に「コクー株式会社」というデータを保存しておけば、
後でこの「会社名」を使うと「コクー株式会社」という内容を呼び出せます。
例:
①「コクー株式会社」という会社名を変数「会社名」に保存する
②保存した「会社名」をメモ帳などで表示する(出力する)
このように、変数はデータを保管するだけでなく、必要なときに呼び出して利用するための「箱」として役立ちます。
プログラミングでは、変数の中身を入れ替えて使用することが基本的な操作となります。
このように変数は、データの整理や再利用を簡単にする重要な概念です。
プログラミングにおいては頻繁に使われるので、しっかり理解しておきましょう
「Date」から始まるデフォルト変数はその名の通り、日付や時刻などに関する変数です。
スクリプトを実行させて、いつ終了したのか記録を残す時に活用するのがおすすめです。
Error.〜 | エラーに関する表示 |
Folder.〜 | フォルダがある場所 |
MACROMAN.〜 | マクロマンの場所 |
Loop.〜 | 何回ループしたか |
PC.〜 | 起動しているPCの名前、ユーザー名など |