マクロマンオンラインマニュアルVer5.x以降

Outlookコマンド

作成者: Admin|Jan 16, 2025 12:57:03 AM

※ページによっては古いバージョンでの説明が掲載されている場合がございます。

 

Outlookコマンドでは、メールの内容取得、返信、送信、転送、移動・コピー、削除をすることができます。

※Outlook for Windowsのみ対応

 

このページではOutlookコマンドの使い方について説明します。

Outlookコマンドの種類

Outlookコマンドは6種類あります。

  • Outlookメール内容取得 → メールの件名や送信元アドレス、本文などの情報を変数に取得する
  • Outlookメールを返信  → メールを返信する
  • Outlookメールを送信  → メールを新規作成し送信する
  • Outlookメールを転送  → メールを転送する
  • Outlookメールを移動/コピー → メールを別のメールフォルダに移動、またはコピーする
  • Outlookメールを削除  → メールを削除する

 

 

 

フィルターをかけて特定のメールを処理する

各コマンドでフィルタをかけて、特定のメールを操作することが可能です。 

表形式で入力

フィルタをかけたい項目に値を入力します。

 

 

  • 部分一致検索になる
  • カンマ区切りで複数の値を設定可能
    「OR検索」がチェックなしの場合はAND条件、チェックを入れるとOR条件となる

    (例)【マクロマン,ダウンロード】 と入力した場合
      →件名に「マクロマン」と「ダウンロード」が入っているメールでフィルタがかかる





    (例)【マクロマン,ダウンロード】 と入力し、OR条件にチェックを入れた場合
      →件名に「マクロマン」または「ダウンロード」が入っているメールでフィルタがかかる


※表内の「受信日時」では期間の指定はできないため、コード指定をご使用ください。
コード指定

コードを入力してフィルタをかけることができます。コードは下記の一覧をご確認ください。

※v5.0以前のコマンドで使用していたコードは「コード指定」欄に反映されます。

※表内と「コード指定」欄のどちらにも値が入力されていた場合、「コード指定」の内容のみが実行されます。

 

 

使用できるコード一覧表

フィルタ条件 目的 フィルタ形式 入力例
基本検索










件名 [Subject] = '●●●●●●' [Subject] = 'ダウンロードの御礼'
送信元アドレス [SenderEmailAddress] = '●●●●@●●●' [SenderEmailAddress] = 'Taro.macroman@testmail.com'
送信者名 [SenderName] = '●●●●●●' [SenderName] = 'Taro Macroman'
送信先 [To] = '●●●●@●●●●' [To] = 'Taro.macroman@testmail.com'
CCの送信先 [CC] = '●●●●@●●●●' [CC] = 'Taro.macroman@testmail.com'
BCCの送信先 [Bcc] = '●●●●@●●●●' [Bcc] = 'Taro.macroman@testmail.com'
メールの内容
(部分一致)
@SQL= urn:schemas:httpmail:textdescription LIKE '%●●●●●●●%' @SQL= urn:schemas:httpmail:textdescription LIKE '%マクロマン%'
メールの内容
(完全一致)
@SQL= urn:schemas:httpmail:textdescription = '●●●●●●●' @SQL= urn:schemas:httpmail:textdescription = 'マクロマンのダウンロード有難うございます'
受信日時 @SQL= urn:schemas:httpmail:datereceived >= 'YYYY-MM-DD' AND urn:schemas:httpmail:datereceived <= 'YYYY-MM-DD' @SQL= urn:schemas:httpmail:datereceived >= '2023-01-01' AND urn:schemas:httpmail:datereceived <= '2023-09-31'
  @SQL= urn:schemas:httpmail:datereceived >= 'YYYY-MM-DD 00:00:00' @SQL= urn:schemas:httpmail:datereceived = '09-15-2023 09:00:00'
添付ファイルメールを検索 @SQL= urn:schemas:httpmail:hasattachment = 1 @SQL= urn:schemas:httpmail:hasattachment = 1
部分一致やどちらか一方での検索

件名と送信者名でフィルタ [Subject] = '●●●●●●' and [SenderName] = '●●●●●●●' [Subject] = 'ダウンロードの御礼' and [SenderName] = 'Taro.macroman@testmail.com'
件名または送信者名でフィルタ [Subject] = '●●●●●●' or [SenderName] = '●●●●●●●' [Subject] = 'ダウンロードの御礼' or [SenderName] = 'Taro.macroman@testmail.com'
部分一致の検索 件名 の部分一致 @SQL=urn:schemas:httpmail:subject LIKE '%●●●●●●%' @SQL=urn:schemas:httpmail:subject LIKE '%マクロマン%'

 

変数にメール情報を取得する

Outlookメール内容取得コマンドでは、以下のメール情報を変数に取得することができます

└件名、送信元アドレス、送信者名、宛先(To)、CC、BCC、メール本文、受信日時、添付ファイル

 

 

取得した情報はデータテーブル変数として加工・出力ができます。

(例)データテーブルをExcelへ出力コマンドで、メール情報を出力

Outlookコマンドの注意点

  • Outlookのアプリケーションを起動していないと実行エラーが発生します。
    実行前に手動で起動するか、コマンド実行前に「プログラム/アプリを開始」で起動してください。
    ※Outlookメールを除く