導入事例

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コスト削減

【サミー株式会社様】

無料のRPAツールで業務の自動化が皆の物に!
現場主導でRPAを全国の拠点に拡大!

Profile

■セガサミーホールディングス株式会社
ITソリューション本部
業務システム開発部 イノベーション推進課 
伊東様(写真:左)

ITソリューション本部
業務システム開発部 イノベーション推進課 
大中様(写真:中央左)

■サミー株式会社
営業本部 営業統括部
業務推進GR    
渡辺様(写真:中央右)

営業本部 営業統括部
東京支店 業務GR 
竹原様(写真:右)

目的

事務作業の効率化

生産性の向上

課題

単純作業時間の削減

高付加価値業務へのリソースのシフト

業務品質の向上

従業員のメンタルヘルス向上

効果

単純作業時間が減り、より付加価値の高い業務に取り組めるようになった

事務作業の品質(速度、精度等)が向上した

作業者がストレスを感じる業務が減った

マクロマンを導入した背景についてお聞かせください。

セガサミーホールディングス株式会社 伊東氏(以降、伊東)
マクロマンのリリースより1年以上前から、セガサミーグループは働き方改革の一環として有料のRPAツールを導入していました。費用対効果の問題でシステム化することが難しい業務を、現場主導で効率化するためです。
エンドユーザーレベルでは有料のRPAツールに不満はなかったと思いますが、イノベーション推進課では、皆が業務自動化のメリットを享受出来るよう、より安価で、大量購入しやすいRPAツールの必要性を感じていました。

セガサミーホールディングス株式会社 大中氏(以降、大中)
そんな時にIT関連の展示会でマクロマンを知りました。有料のRPAツールで自動化していた簡単な作業を、マクロマンでも同じように実行できるか試したところ問題なく自動化できたので、マクロマンを有料のRPAツールと併用することにしました。

マクロマンのどのような点に魅力を感じましたか?

大中 RPAツールが無料になり導入のハードルが下がる点です。実際に、それまでライセンス費用を気にしてRPAの導入を見合わせていた部署がマクロマンを導入しましたし、自分もRPAツールを使ってみたいと手を挙げる社員も増えました。
これはマクロマンを採用した効果だと考えています。有料のRPAツールと比べて機能は少ないですが、簡単な作業なら有料ツールと同じように自動化できるため、機能差はあまり気になりませんでした。
ユーザー主導でRPAツールを運用できない企業向けに、マクロマンの操作に習熟したスタッフ「RPA女子」を派遣する有料サービスにも興味を持ちました。

伊東 ユーザーの質問に無料で答えてくれるユーザーコミュニティがある点にも惹かれました。無料で使えて学習環境も整っていたため、リリースから二週間後にグループ会社への紹介を始めました。最初に紹介したのが、サミー株式会社 東京支店の業務GRでした。

セガサミーホールディングス様からマクロマンを紹介された時、どのように感じましたか?

サミー株式会社 竹原氏(以降、竹原)
それまでRPAツールを使ったことがなかったので、業務の自動化がどのようなものか、マクロやVBAとどう違うのかも知りませんでした。ただ、この機会にRPAツールと向き合おうと思い、マクロマンのWebサイトの「デモ動画&スクリプトダウンロード」からスクリプトをダウンロードしました。
スクリプト上で実際の自動化プロセスをたどってみると、RPAツールの仕組みがわかってきました。ロボットを作ってみると、RPAツールにも得意・不得意があることや、手動の操作手順をそのまま自動化するのではなく、RPAツールに合わせて手順を見直す必要があることもわかってきました。
今は、RPAツール、マクロ、VBAを、それぞれの特性を踏まえて上手く使い分け出来ています。マクロマンは、繰り返しの多い作業でも文句を言わずに動いてくれますし、複数のアプリケーションにまたがって作業を実行できる点がすごくいいと思います。

サミー株式会社 渡辺氏(以降、渡辺)
私は当時、有料のRPAツールを使える環境でしたが、ツールにとっつきづらさを感じていました。

マクロマンについては、無料のマニュアルやユーザーコミュニティで基本操作を学ぶことが出来て、ストレスなく使えそうなツールだという印象を持ちました。このツールなら営業統括部内で上手く活用して、単純作業を効率化できそうだと感じましたので、御社が提供されているマニュアルやユーザーコミュニティで調べたり、周りのマクロマンユーザーの話を聞きながら操作を習得しました。
特にユーザーコミュニティでは、他のマクロマンユーザーも同じようなところでつまづいているようで、私が困っていた内容に近いものや、「ズバリそのもの!」という回答を見つけることができ、とても参考になりました。

東京支店では、マクロマンを使ってどのような業務を自動化されましたか?

竹原 まずは、支店業務の中からRPAツールで自動化しやすそうな業務をピックアップして作業手順を見直すところから始めました。
最初に自動化したのは、製品の移動に伴う、社外システム社内システム間のデータの出入力業務です。同じ作業手順なのに製品ブランド毎に分けて実行したり、同じ作業を何度も繰り返すため、自動化に向いていました。
この業務は東京支店だけではなく全国の支店で行われているため、東京支店が作ったロボットを他の支店に提供したいと本社に相談したところ、本社が各支店の業務を吸い上げ、東京支店が作ったロボットで一括処理をしてくれることになりました。
これにより全国の支店の業務削減につながり、マクロマンを使った業務の自動化を全国の支店に拡げようという機運が高まりました。
東京支店ではこれ以外にも、週次で行う売上データの登録や、日次の受注データの入力や勤怠チェック、必要に応じて随時行う契約書の内容の照合や社内システムへの登録などをマクロマンで自動化しています。

東京支店の試みを、全国の営業拠点に広めようと思われた理由を教えてください。

渡辺 私自身が有料のRPAツールを通じてRPAの便利さを実感していましたし、会社もRPAツールの導入に前向きだと感じていましたので、東京支店の話を聞いた時、「これを局地的なもので終わらせず営業本部全体にしっかりと定着させたい」それは自分達・業務推進GRがやるべき仕事だと感じました。

マクロマンを全国の営業拠点で活用するにあたって工夫されていることはありますか?

渡辺 ユーザーが全国の拠点に分散しているため、グループチャットツールを使って連携を密にし、作成したシナリオを投稿し合うなど、非常に前向きに取り組んでいます。
営業本部のマクロマンユーザーの多くはRPA初心者なので、ツールに慣れるところから始めて、知識を増やし、実際の業務に活用、と段階的に進めています。ユーザーは皆意欲的ですが、ツールに慣れる速さには個人差があるので、一人も置いてきぼりにしないよう気をつけています。
マクロマンユーザーがその部署に一人だけだと属人化してしまいますが、多くのユーザーが一定レベルでマクロマンを扱えるようになれば、人が替わってもロボットを引き継いで活用し続けることができますので、一人でも多くの社員がマクロマンを扱えるようにしたいと思っています。

セガサミーグループ全体でおこなわれている、RPAツールの利用率向上策などございましたらお聞かせください

伊東 イノベーション推進課が主体となって、グループ社員を対象としたセミナーを実施しています。概論編の「知識ゼロからのRPAセミナー」、開発入門編となる「マクロマン ハンズオンセミナー」、中級者向けの「RPAクリニック」です。
「RPAクリニック」を開催する際は御社のRPA女子の皆様にお力添えいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。これまでに十数回セミナーを開催して、グループ9社から延べ300名が参加しています。
ちなみに、セガサミーホールディングスは、東日本大震災の直後から宮城県七ヶ浜町の復興支援をしていて、2019年6月には同町と地方創生に係る包括的連携協定を締結していますが、七ヶ浜町役場の方もRPAに関心を持たれていたため、役場の方を対象に「知識ゼロからのRPAセミナー」と「マクロマン ハンズオンセミナー」を開催させていただきました。

継続的にセミナーを開催した結果、どのような変化が生まれてきましたか?

伊東 RPAユーザーの裾野が拡がりました。元々、RPAに興味を持つ社員は多かったのですが、実際にツールに触れる機会が少なかったため、RPAに対する興味が理解や実践に結びついていませんでした。
今はハンズオンセミナーの受講者が「自分にもRPAツールが使えた!」という経験を現場に持ち帰っているため、グループ内にRPAの理解者や実践者が点在しています。この「点」をつなげて「線」にし、さらに「面」に広げることで、セガサミーグループの自動化を推進していきたいと考えています。

セミナーを開催してきた結果、見えてきた課題はありますか?

大中 マクロマンをインストールした社員の中には、ここにいる渡辺や竹原のように、マニュアルやユーザーコミュニティで学んで、自動化を意欲的に進めている社員がいます。しかしその一方で、マニュアルではなく手取り足取り教えてくれないと使えないとか、ユーザーコミュニティで質問するのはハードルが高いとか、自分の代わりに他の誰かが自動化してくれるべき、という反応を示す社員もいます。
自動化推進のネックは「ツールのコスト」だと考えて無料のツールを採用しましたが、誰もがRPAツールを持てるようになった結果、「社員のマインド」という新たな問題が見えてきました。

マクロマンを導入するにあたって、事前に身につけておいた方が良いスキルや知識はあると感じましたか?

伊東 特別な知識やスキルは必要ないと思います。セガサミーグループのマクロマンユーザーの多くはプログラミングの経験がなく、RPAツールを使うのはマクロマンが初めてという社員です。このことがそれを証明していると思います。ただ、業務プロセスを自動化するわけですから、既存の業務プロセスを整理して見直す思考力は必要です。

竹原 同じ意見です。プログラミング等の特別な知識は必要ないと思います。求められるITスキルもスマホの操作レベルではないでしょうか。
それよりも、業務内容の整理や作業手順の見直しにどれだけ向き合えるかが重要だと思います。ここを疎かにすると、自動化は上手くいきません。必要なのは、チャレンジ精神と根気強さではないでしょうか。

最後に、マクロマンの導入を検討しているユーザー様に向けて一言お願いします!

伊東 「RPAは1人1台の時代」などと言われるようになってきました。RPAの活用がオフィスワーカーの必須スキルになる日も近いかもしれません。
マクロマンは無料ですので、「高いソフトを買って自分に使いこなせるだろうか?」という心配も不要です。ITツールは苦手だという方も、ダメ元でインストールして自動化に挑戦してみましょう。

大中 マクロマンは、マニュアルやユーザーコミュニティ等の無料の学習環境や、有料のRPA女子派遣サービス等の支援体制が充実していますので、RPAツールを使うのは初めてという方々にも安心しておすすめできるツールです。
既に有料のRPAツールを使用中の方は、無料のマクロマンを上手く併用することで、RPAツールの運用費を抑えることも可能です。RPA導入期の方々にも、RPA普及期の方々にも、一度試してみることをおすすめします。

渡辺 業務には、自動化に向いているものとそうでないものがあります。ユーザーのRPAツールの習得状況によっても、自動化できるものとできないものが出てきます。それらを無視して、たまたま思いついた業務が自動化できないからRPAは使わないと決めつけるのはもったいないと感じます。
その時々の自分のスキルに応じた使い方しかできないのはExcelやWordも同じです。簡単なこと、自分に出来ることからコツコツと自動化して、自動化できる範囲を拡げていきましょう。

竹原 RPAツールは工数削減によるコスト効果が注目されがちですが、それ以外にもたくさんの効果があります。
例えば、作業工数や人為的なミスが減ることで生まれる時間的余裕や精神的ストレスの軽減は大きなメリットです。その分、人はよりクリエイティブな業務ができるので、その点は嬉しいですし、質・量ともに全体的な業務パフォーマンスが上がると思います。

企業情報

サミー株式会社
事業内容 パチンコ遊技機、回胴式遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機の開発・製造・販売
設立   1975年11月1日
URL   https://www.sammy.co.jp

セガサミーホールディングス株式会社
事業内容 総合エンタテインメント企業グループの持株会社として、グループの経営管理及びそれに附帯する業務
設立   2004年10月1日
URL   https://www.segasammy.co.jp